日々のこと:人生何が起こるかわからないものだ

先週の土曜日に

三重県熊野の新鹿(あたしか)に行ってきました。

この写真はその新鹿の海。

一見おだやかに見えますが

実際はすごい波とうねり。

まるで映画の前に出てくる「東映」の

バックのようなしぶきがあがり

そこに、どーという音と、波煙とが加わって

正直怖かったです。

なぜそこに行ったのかといえば

趣味としているスタンドアップパドルのレースだったのです。

でも結局、私が出る予定だったレースは

直前で中止。

海がそんな調子だから

ほとんど初心者や子供達が参加するレースは

危険だ、という大会側の判断でした。

中止宣告の直後は

少々(いや大いに)ビビッていたので

中止になってよかった・・・とほっとしたのですが

時がたつにつれて、だんだんと悔しくなってきました。

厳しいコンディションとはいえ、

新鹿の海とその景色は、本当に素晴らしく

それを海の上から眺めたかった。

実際はそんな余裕はないはずですし

海に出るのも命がけ、

海から岸に上がるのはもっと命がけ

(大げさではなく!)という状態だったので

やっぱり中止と言う大会側の判断は賢明といわざるといえません。

でも、まさかの直前の中止。

それも、このレースが私にとって今季最後のレースで

それがこんな終わり方になろうとは、夢にも思っていなかったので

人生、本当に何が起こるかわからないねーと

改めて思ったのでした。

ただ、それでもうスタンドアップパドルはいいかな、と

思った・・・のではなく、むしろその逆で

もっと練習して来年リベンジするぞっ!!と

闘志が湧いてきた。

実は、スタンドアップパドルは

マリンスポーツとはいえ、ウェットスーツを着てしまえば、

冬だって十分楽しめるスポーツ。

11月になってさすがに寒くなってきましたが

これからも時間を作って、海には通うつもりです。

スタンドアップパドルを始めたのが47のとき。

それまで海なんて30年くらい行ってなかったし

日焼けもしたくないし、塩にまみれるのもいや、と

海を敬遠してたくらいだったのに

今では時間ができれば海に行き

海に行かない日が続くと落ち着かなくなってくるとは

これこそ、人生何が起こるかわからない、と思います。

それは私に、人生には可能性がまだまだあるんだと

実感させてくれました。

これからも、きっと新しいことが始められるのでしょう。

えり好みしないで、まずはやってみましょうか。

その前に、まずは、来年リベンジだ!

待ってろ、新鹿!!

 

 

店長松村恭子

私が書いています

松村恭子
1966年11月山口県生まれ。丙午のさそり座で、超気性は激しいはずですが、実際は…?

2009年よりながいきや本舗店長として、たくさんのお話をお伺いしています。

また、TCマスターカラーセラピスト、食育指導士としても活動しています。

家族は旦那。夫婦二人を謳歌中です。
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